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「ノーベル賞制定記念日」。1895年のこの日、ダイナマイトの発明で富を得たノーベルの遺言により財団が設立され、1901年第1回授賞式が行われた。
そして今年、史上最年少のマララ・ユスフザイさんがノーベル平和賞を受賞。本書は、イタリアのジャーナリストの著者が、マララさんのブログ・新聞社のドキュメンタリー・本人や父親のインタビュー記事を参考にして執筆した一冊です。パキスタンの実態(実情)が生々しく表現されていて、国連本部でのスピーチでは、全世界の人に「すべての人に平和と教育を。教育こそただ一つの解決策」と訴えています。この少女に平和賞を与えた大人たち(我々)!子ども達の平和な未来を守ることができるのは誰?と、問いたくなるのは私だけでしょうか・・・。 MCL編集部 (Yu)
今日の一冊0703号 (2014/11/27)