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2010年のこの日、海上自衛隊の護衛艦「あきづき」が進水しました。
普段は日本を守るために働いている海上自衛隊の護衛艦や潜水艦、私達も一般公開という形でその姿を見ることができる機会があります。でも、その見学の最中に、巨大化したザリガニのような甲殻類が海中からたくさん出現して人間を襲ったりしたら…。そんな現実世界ではありえないような状況になったとき、警察機動隊が人々を助けるために懸命に巨大甲殻類と戦います。しかし、硬い殻で覆われた相手も強い…。一方、狭い艦内に長時間閉じ込められることになる自衛官と少年少女は、仲間との軋轢が生じてしまいます。巨大甲殻類との戦いの結末、そして艦内の少年少女はどうなるのか… 有川浩さんの自衛隊3部作のうち、海上自衛隊が主役の一冊です。 MCL編集部 (ちか)
今日の一冊0658号 (2014/10/13)