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世界文化遺産に登録された富士山。1895年のこの日、富士山頂に野中測候所が開設されました。山岳小説というジャンルを開拓した作家・新田次郎の作品のなかには、『芙蓉の人』『富士山頂』など、富士山を舞台にした作品が多くあります。登山家でもアルピニストでもない彼がなぜ山に登るのか。その答えは、『孤高の人』『栄光の岩壁』『銀嶺の人』の三部作を読むと分かるそうです。山を描き切った新田次郎の素顔に迫る一冊です。 MCL編集部 （そ）
今日の一冊0614号 (2014/08/30）
