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一説には、伊達政宗の好物だったことが名称の由来とされている伊達巻。熱いうちに巻き簾で巻くことであの独特な表面の模様ができるのだとか。『台所道具いまむかし』は、日本の食文化を支えてきた厨房具や供膳具の移り変わりを綴ったもの。当初は単なる粉ひき道具だったすり鉢は、混ぜる、こね合せるなど様々な用途に使えることから調理用具へと変身したようです。生活の知恵が日本の歴史の断片を感じさせます。 MCL編集部(そ)
今日の一冊0516号 (2014/05/24)