[BookShelf Image]:190
立春からから数えて八十八夜にあたる今日は茶摘みの最盛期であることから 『緑茶の日』。千利休は、おのれの美学だけで時の権力者・豊臣秀吉に対峙し、天下一の茶頭に昇り詰めます。秀吉の参謀として、その力を如何なく発揮し、秀吉の天下取りを後押しします。しかしその鋭さゆえに秀吉に疎まれ、理不尽な罪状を突きつけられて切腹を命ぜられました。利休の研ぎ澄まされた感性、艶やかで気迫に満ちた人生を生み出したものとは何だったのか。そして、利休の「茶の道」を異界へと導いた、若き日の恋とは・・・。 MCL編集部(敬昌)
今日の一冊0494号 (2014/05/02)