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1年を15日ごとにわけて季節を表したのが「二十四節気」。3月21日頃の「春分」や5月5日頃の「立夏」などはよく知られていますね。「二十四節気」をさらに5日ごとにわけたものが「七十二候」で、中国由来の、でも日本の気候に合わせられた暦だそうです。3月11日~15日頃は桃始笑(ももはじめてさく)。春であれば雀始巣・菜虫化蝶、夏なら梅子黄・大雨時行など、「七十二候」は最小限の言葉で紡ぎ出される情景だとか。「七十二候」に根ざした心地よい生活を楽しいイラストで綴っていますので、何度でも眺めたくなります。 (み)
今日の一冊0454号 (2014/03/14)