まずは、移動図書館スワディ号の特集からどうぞ!
◆◆◆ 「スワディ号の秘密」の巻◆◆◆
◆◇◆「スワディ号」基本データ◇◆◇
《車種》 日野リエッセⅡ(日野自動車製29人定員小型バス)を改造
《総排気量》 4000cc(軽油燃料)
《車両総重量》 5,035kg
《寸法》 全長:6,990㎜/全幅:2,035㎜/全高:2,580㎜
《乗車定員》 3名(運転席+助手席+補助席)
《製造費用》 約10,000,000円
(バス本体価格+特別仕様オプション加工工事・諸経費)
《積載燃料》 95リットル(軽油)=約700㎞の走行が可能
《年間走行距離》 約10,000km=北海道~沖縄間2往復
《本棚数》 41列=5段が8列(一般書・児童書)1段が1列(紙芝居)
《積載書籍数》 約2,300冊
《タイヤ本数》 計6本(前輪2本/後輪2×2=4本)
(後輪は本と棚の重さに耐えるようダブルタイヤ)
《ドア》 3か所〔運転席、サイドドア、バックドア〕
◆◇◆ 教えて「スワディ号」◇◆◇
◎◎スワディ 号車体編◎◎
Q:いまさらですが、スワディ号とは、何ですか?
A:図書館から遠い所に住んでいる人などに、気軽に本を読んでいただくため、バスに本を積んでいろいろなところをまわっている「移動図書館車」のことです(汗)
Q: バスの名前はどうして「スワディ号」なんですか?
A:幕別町図書館のイメージキャラクターだったオオハクチョウのスワディくんからとっています。
Q:スワディくんと、よむともちゃんは、どっちが主役ですか?
A:ビミョー・・・かつてスワディくんに大活躍してもらったので、今は、よむともちゃんに頑張ってもらってます(汗)
Q:スワディ号はいつからはじまったのですか?
A: 初代スワディ号は、今から22年前の平成4年度からはじまりました。現在のスワディ号は二代目で5年前の平成21年度からです。
Q:初代から二代目の間で何か変わったのですか?
A: 初代からの改良点は、主に次の4点です。
(1)乗り降りするところの階段を2段から3段にして、子どもやお年寄りが乗り降りしやすくなりました。
(2)車内の天井照明を標準の照明灯のほかにLED照明を増設し、みなさんが本を探しやすいよう室内照明を明るくしました。
(3)後部扉に手すりを付けお年寄りが乗り降りしやすくなりました。
(4)カウンターの高さを従来よりも5cm低くし、園児や小学校低学年の人が使いやすくなりました。
Q: スワディ号の改造って、どうやったの?
A:専門の会社で29人乗りの小型バスを改造して作りました。重い本と本棚を積む為、足回りシャーシを強化し、骨組を強化し、板金加工しています。頑丈になったのを確かめて、本棚を組み付けしました。
◎◎スワディ号運行編◎◎
Q:スワディ号はぼくの家の前まで来てくれますか?
A:スワディ号の運行経路は決まっているため、残念ながら個人の家の前には行けません。
Q: いつも同じ本がのってるのですか?入れ替えるとしたらいつですか?
A: 本の入れ替えは、運行した後に、毎日残っている本の状況を見て追加入替しています。
Q: スワディ号で一緒に来る図書館のお姉さんは変わらないのですか?
A: バスに乗るお姉さんは4月から次の年の3月までは同じです(汗)
Q: 雨や雪の日でも来てくれますか?
A: 天気に関係なく運行しますが、道路などの状況で時間がずれることもあります。雨や雪の日には暖かい格好で来てくださいね。
Q: スワディ号ってどこを、いつ走ってるの?
A:スワディ号は、8コース・31か所のステーションを月2回、巡回しています。詳しくは時刻表を見て下さいね。本館、分館に所蔵している本の予約や返却もできます。
Q: スワディ号にトイレはあるのですか?
A: スワディ号にはトイレはありません。
Q: お姉さんはお昼ご飯をどこで食べているのですか?
A: 休憩時間に幕別、札内、忠類の図書館で他のお姉さん達といっしょに食べます。忙しい時はバスの中で食べることもあります。
◎◎スワディ号で本を借りる編◎◎
Q:本は何冊まで借りられますか?
A:幕別町図書館、札内分館、忠類分館と同じで一回に10冊まで借りることができます。
Q: スワディ号で借りた本はいつどこへ返せばいいのですか?
A: 次にスワディ号が来た時または幕別町図書館本館、札内分館、忠類分館へ返却予定日までに返してください。
Q:スワディ号に積んでない図書館の本を読みたいときはどうすればいいのですか?
A:スワディ号の窓口でリクエスト(予約)をしてください。図書館本館や分館にある本もリクエスト(予約)することができます。ただし、スワディ号では、お貸しできない本もあるので、事前に確認しておくことをおすすめします。