書名 |
子ども兵士 銃をもたされる子どもたち 世界の子どもたちは今 000000010 |
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著者 | アムネスティ インターナショナル日本∥編著 | |
著者典拠 | ||
出版者 | リブリオ出版 | |
出版年 | 2008.10 | |
ページ数 | 125p | |
大きさ | 26cm | |
ISBN |
486057365X, 978-4-86057-365-2
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分類記号 | 367.6 | |
内容紹介 |
私たちが子どものためにできることは何か? 戦争に兵隊として子どもを使い捨てているという現実を、現地からの衝撃的なレポートや豊富な写真、資料で紹介する。
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目次 |
第1章 あなたは、子ども兵士を知っていますか?-いまもこの世界のどこかで、武器をもって戦っている子どもたちがいます 下村靖樹
ウガンダの元子ども兵士ラケラ・リリーの物語/11歳のときの事件
誘拐、監禁による徴兵/スーダンに誘拐されたラケラ
使い捨てにされる子どもたち/なぜ、少女までが兵士にされるのか
強盗、強奪によって生活を成り立たせる/ラケラ、8年めの解放
社会復帰に向けた支援/ラケラとの再会/あらたな人生のはじまり
アフリカがかかえる悲劇/関心をもつことが第一歩
《コラム》誘拐された子どもが2万人以上いるという根拠
第2章 「子ども兵士」概観
子ども兵士とは何か/なぜ子どもが兵士になるのか/消耗品として徴兵する
何が問題なのかを考える/むずかしい社会復帰/児童労働の問題ともつながっている
わたしたちはどう向き合うか、考える/日本にも見えない地雷原がある
第3章 各国の子ども兵士-証言と紛争の背景
子どもを兵士にする2つの方法/体罰や恐怖心で子どもを支配
<コンゴ民主共和国>資源をねらう武装勢力/武器の流入と略奪
子どもが自ら入隊する社会的背景
<ウガンダ>「神の抵抗軍」による誘拐/ナイトコミューター
<ビルマ>軍事政権による恐怖政治/国軍にも数万の子ども兵士
<スリランカ>子どもの徴兵と「割りあて」制度
初期訓練終了後は戦闘部隊などに配置
<コロンビア>貧困、虐待から逃れるために/1万4000人の子どもを兵士として徴用
《コラム》学校帰りに誘拐されて入隊/司令官の命令で脱走した子どもを殺害
子どもなら敵にも気づかれない/抵抗する両親を殴り、少女を誘拐
強制され、泣きながら友だちを銃殺
第4章 子ども兵士が受ける虐待-コンゴ民主共和国の例から
入隊後の過酷な生活/犠牲になる子ども兵士/一般市民への虐待を強制
少女兵士への性暴力/軍事裁判の残忍性/子ども兵士が犯した罪の責任
《コラム》ライフルで背中を殴られ下半身不随に
命令され、訓練所で子どもを殺害/村人を殺し、略奪や強姦をくり返す
自分が助かるために女性や子どもを殺す
強姦されて、14歳で妊娠・出産/軍事裁判で死刑判決を受けた少年
第5章 子ども兵士の社会復帰-コンゴ民主共和国の例から
再入隊の危険/復員しても学校に戻れない/仕事が見つからない
少女たちの困難/見せかけの復員式/問題だらけの復員施設
家族との再会、社会復帰/復員活動は平和の構築とともに
《コラム》いまではストリート・チルドレンに/13歳の少女に結婚を強要
第6章 国際社会と各国の努力
解決に向けて動きはじめた国際社会/それぞれの責任と役割
国際社会のとりくみ/解放された子どもたちへの支援/これからの課題
《コラム》子ども兵士に関する最近の主な国際的とりきめ
第7章 わたしたちにできること
アムネスティ・インターナショナル日本の活動から
各国への働きかけ/下村さんの活動を紹介/ひとりひとりの行動が世界を動かす
《コラム》未来を担う子どもたちに伝えたい
解説 「子ども兵士」(Child soldier)とわたしたち 楠原彰
<現代世界の子ども兵士>第2次大戦中の少年少女兵
極貧の地域で起きる武力紛争/子ども兵士の大量出現
<子ども兵士とはだれか>全世界で30万人
資源の争奪とアフリカの荒廃/狙われる貧しい子どもたち
<子ども兵士とわたしたち>世界を変えていくための行動/付記
資料 子ども兵士を使う主な国ぐに
主要参考資料
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キーワード | 児童 内乱 兵役 | |
おすすめ本 |
所蔵館 | 所蔵場所 | 請求記号 | 資料コード | 種別 | 備考 |
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幕別本館 | 交流コーナー - 戦争を考える 2 | 367/コ | 103330387 | 児童図書 |
貸出できます
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