小野寺 史宜∥著

ある出来事から教師をやめた僕は、人との関わりを避けるように夜勤の警備員に転職した。不規則な生活にも慣れてきたころ、商業施設の巡回中に、女児がおばあさんのかばんを盗るところを目撃してしまい…。挫折した青年の再生と新たな一歩を描く長編小説。