古野 まほろ∥著

33歳の男が運動会中の児童を襲い、教師・保護者含む19人を殺傷した。男は犯行後に自殺。男の父である管理職警察官も、事件直後に遺書を残して自死。事件の解明に乗り出したキャリア女警の由香里は、犯人の純粋さと"ある陰謀"の先に、真実を見つけだす。