書名 |
赤ずきんとオオカミのトラウマ・ケア 自分を愛する力を取り戻す〈心理教育〉の本 |
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著者 | 白川 美也子∥著 | |
著者典拠 | ||
出版者 | アスク・ヒューマン・ケア | |
出版年 | 2016.5 | |
ページ数 | 157p | |
大きさ | 21cm | |
ISBN |
4901030221, 9784901030229
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分類記号 | 493.74 | |
内容紹介 |
トラウマによる症状と、回復プロセス、支援の方法について、赤ずきんの物語仕立てで学ぶ。医療・福祉などの支援者と、当事者にも。
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目次 |
1章 トラウマを受けた人に伝えたい7つのこと; (1)トラウマ記憶は「冷凍保存記憶」; (2)フラッシュバックという症状; (3)「過去の傷」を治すのではない「傷に影響を受ける今」を変える; (4)「今・ここ」を豊かにする; (5)語ることの意味; (6)「助けて」って言えてますか?; (7)未来の安全を確保する
2章 慢性的なトラウマが引き起こす症状; (1)オオカミさんどうしたの?; (2)DESNOSを読みとく; 感情に何が起きるか/自分を傷つけてしまう理由/安定した飛; び方を学ぶ/記憶のコントロール/多重人格と「超」多重人格/; 身体の自然なコントロールができない/自分と相手/生きている; 意味/嗜癖のこと; (3)私は誰?
3章 トラウマからの回復 7つのステップ; プロローグ オオカミさん、赤ずきんと会う; ステップ(1) 思い出すかどうか選ぶのは自分; ステップ(2) あのときの痛みを語る; ステップ(3) 自分の気持ちが受けとめられる; ステップ(4) 「引き金」に気づく; ステップ(5) 大切な自分の価値を認める; ステップ(6) 関係を育てる; ステップ(7) 人生という物語; コラム《ジュディス・ハーマンによる回復の3段階》; 《メアリー・ハーヴェイによる回復の7段階》; 《トラウマとアタッチメントの傷》; 《さまざまな防衛と自我状態》
4章 災害トラウマの特徴と身体からのアプローチ; プロローグ おとなになった赤ずきん; PART(1) 森の村に何が起きたか; PART(2) 災害トラウマとその治療; PART(3) 子どもたちへの影響; PART(4) 支援者たちの危機; PART(5) 身体は治ろうとしている; コラム《災害が与える影響》; 《ストレス反応&その後》; 《被災者と地域の回復プロセス》; 《災害トラウマ支援のために》
5章 支援者が知っておきたい大切なこと; (1)支援することの意味; (2)支援の大原則とその具体化; (3)フラッシュバック・解離からの回復を促進する; (4)段階的心理教育とスキル形成; (5)支援者にとっての境界; (6)代理受傷とその対処
ちょっと長めのあとがき;巻末資料
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キーワード | 心的外傷 |
所蔵館 | 所蔵場所 | 請求記号 | 資料コード | 種別 | 備考 |
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幕別本館 | 知のコーナー - 健康2-2 | 493.74/シ | 104523574 | 一般図書 |
貸出できます
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