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資料の詳細

■資料情報

書名

北限の稲作にいどむ "百万石を夢みた男"中山久蔵物語

著者 川嶋 康男∥著
著者典拠
出版者 農山漁村文化協会
出版年 2012.12
ページ数 124p
大きさ 22cm
ISBN
4540121820, 978-4-540-12182-1
分類記号 289.1
内容紹介
北海道での稲作普及に情熱を注ぎ、赤毛種の導入、もみの発芽や育苗での工夫、農民への種もみの配布に尽力した中山久蔵。"北海道稲作の父"と呼ばれた彼の生涯を、農民、開拓使や道庁の官吏、農学者との交流などを交えて描く。
目次
はじめに
1 いざ新天地へ
諸国を旅して/仙台藩に仕え、蝦夷地におもむく/開拓農民になる決心
2 島松で鍬をふるう
勇払から希望の地、島松へ/まずは食料集めから/原野に畑を切り開く/開拓判官、松本十郎との出会い/樽前山の大噴火
3 大野の地で稲作を習う
“北海道でも米はできるはず”/途絶えていた北海道の稲作/大野に稲作を根づかせた高田万次郎/寒さに強い赤毛種と白ひげ種/万次郎に稲作を教わる
4 島松の地に稲穂が垂れる
水を温める暖水路/種もみの発芽は風呂の湯で/あぜで夜通し湯を沸かす/“子を育てるほどに手間がかかる”/思いがかなった収穫のとき/松本十郎に成功を報告/天候に左右されながらも/開拓使を去る十郎からの励まし/日本初の勧業博覧会で注目される
5 百万石の夢に向かって
田畑を広げ、作物も増やす/栽培や試験を克明に記録/種もみを無償で配布/明治天皇にみずからの稲作を紹介/島松への入植者を支援
6 トノサマバッタの襲来にも負けず
空を覆うバッタの群れ/久蔵のイネも食べつくされる/それでも種もみを配布する
7 稲作奨励の時代がはじまる
米は欠かせない主食/酒勾常明の着任と稲作の奨励/酒勾への惜しみない協力/広がりつづける稲作の北限
8 久蔵の精神
稲作への無償の愛/松本十郎との絆/十郎の孫、友との語らい/久蔵の晩年
おわりに●赤毛種から「ゆめぴりか」へ
あとがき
主な参考文献
資料編
キーワード 中山 久蔵

 

■蔵書状況

所蔵: 1    予約: 0 件
所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 種別 備考
幕別本館 交流コーナー - しいく・ペット 1-1 289/ナ/ 103114849 児童図書
貸出できます
※「(配送中)」の資料については、窓口にてお問い合わせください。