書名 |
死の欲動とモダニズム イギリス戦間期の文学と精神分析 |
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著者 | 遠藤 不比人∥著 | |
著者典拠 | ||
出版者 | 慶應義塾大学出版会 | |
出版年 | 2012.2 | |
ページ数 | 2,273,19p | |
大きさ | 20cm | |
ISBN |
4766419111, 978-4-7664-1911-5
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分類記号 | 930.27 | |
内容紹介 |
イギリス・モダニズム文学と精神分析が共有したテクスト性を、第一次世界大戦という歴史的な視点を導入して読解。"死の欲動"という矛盾に満ちた概念が、ラディカルな文学言語に反復することを明らかにする。
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目次 |
序章 破綻あるいは失敗の美学/倫理-イギリス・モダニズム文学と精神分析
第Ⅰ部 ヴァージニア・ウルフ/歴史
第一章 欲動の美学化とその不満-『ダロウェイ夫人』と「快感原則の彼岸」
第二章 ラディカルな「内部」としての「外部」-『灯台へ』とメラニー・クライン
第Ⅱ部 ブルームズベリー/クライン/フロイト
第三章 「母」を巡るメタ心理学-ブルームズベリー、クライン、モダニズム
第四章 リットン・ストレイチーのクイア的自己成型-『エリザベスとエセックス』
第Ⅲ部 戦争/文学/メタ心理学
第五章 不在の戦争、あるいは享楽の反復-キャサリン・マンスフィールド「至福」
第六章 心に開いた生の傷-メイ・シンクレアの『ロマンティック』を読む
第七章 共同体とエロス、あるいは死の欲動の美学化-ウィリアムズ、エンプソン、フロイトの交錯点
エピローグ ラディカル・クライン
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キーワード | 英文学 歴史 精神分析 |
所蔵館 | 所蔵場所 | 請求記号 | 資料コード | 種別 | 備考 |
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幕別本館 | 北本書庫 - 北本6-6-6 | 930/エ/ | 104387378 | 一般図書 |
貸出できます
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