書名 |
きみが選んだ死刑のスイッチ よりみちパン!セ 000000210 |
|
---|---|---|
著者 | 森 達也∥著、100%ORANGE∥装画 挿画 | |
著者典拠 | ||
出版者 | イースト・プレス | |
出版年 | 2011.11 | |
ページ数 | 267p | |
大きさ | 19cm | |
ISBN |
4781690211, 978-4-7816-9021-6
|
|
分類記号 | 326 | |
内容紹介 |
「厳罰化」日本と真逆の道を行くノルウェーの刑事司法制度を取材した著者が「罪と罰」「冤罪」「裁判員制度」「死刑」について考察。「ぼくたちに必要なメッセージ-犯罪への寛容さが意味するもの」を加筆した増補版。
|
|
目次 |
「○○くんが、こんなに悪いことをしました。」
第1章 罪と罰
文明が少しずつ成熟するとともに、「犯してはならない罪」とこれに「対応する罰の程度」をきちんと決めておこうというルールが決まってきた。同じルール違反をしたならその罰の重さがちがわないように、つまりはいつでもだれにとっても公平であるようにというわけだ。けれども忘れてはいけないのは、最終的に罰を決める、つまり裁くのは方程式でもパソコンでもなく、「人」だということ。
この章で考えること
第2章 冤罪
裁判で容疑が確定されるまでは、無罪という前提で扱わないといけないということを知っている? ところで警察や検察、そして弁護士だって、いつもけっしてまちがえないというわけではない。マスメディアの報道がまちがった世論をつくり出し、それらが無実の人を有罪にしてしまうことだって、いままでに、そしていまだってたくさんあるんだ。
この章で考えること
第3章 裁判員制度
あなたも知っているかもしれないけれど、裁判員制度とは、国民が裁判に参加することだ。でもここで落ち着いて考えてみよう。なんでそんなことが突然決まって、しかもなぜぼくらはその制度を強制されるのだろう? この制度を取り入れなくてはならない理由について、少していねいに考えてみたい。
この章で考えること
小学生にもわからない裁判員制度のイロハ(マンガ)
第4章 死刑
このままでいけば、あなたがそのうち裁判員に選ばれる可能性はけっして低くはない。そして裁判員が参加する裁判は、被告人を死刑にするかどうかを決断しなければいけない重大な裁判であることが少なくないんだ。ならば考えよう。死刑とはどんなものなのか、どんな意味があるのか。それを知らなければあなたは決めることなどできない。当たり前のことだ。
この章で考えること
増補 僕たちに必要なメッセージ-犯罪への寛容さが意味するもの
|
|
キーワード | 刑法 刑事裁判 裁判員制度 死刑 |
所蔵館 | 所蔵場所 | 請求記号 | 資料コード | 種別 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
幕別本館 | 児童文学 - はざま文庫 | 326/モ/ | 103414207 | 児童図書 |
貸出できます
|