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資料の詳細

■資料情報

書名

蝦夷地の征服 1590-1800 日本の領土拡張にみる生態学と文化

著者 ブレット ウォーカー∥著、秋月 俊幸∥訳
著者典拠
出版者 北海道大学出版会
出版年 2007.4
ページ数 13,302,38p
大きさ 22cm
ISBN
4832966782, 978-4-8329-6678-9
分類記号 211
内容紹介
日本の進出によって、アイヌ社会と文化および蝦夷地の自然・生態系・風景はどのように変化していったのか? 近世日本北方史を、新しいユニークな視点から精緻に分析する。
目次
序章
辺境、境界地方および中間地
新たな近世日本へ
読者への覚書
第一章 近世日本国家の北方への拡大
初期の歴史-政治、権力およびエミシ族
織田信長と再統一への第一歩
平和の回復者-豊臣秀吉
秀吉の北アジア政策
徳川家康-新たな焦点
和人地の地位と徳川体制のなかの松前藩
和人地と蝦夷地の境界線
まとめ
第二章 シャクシャインの戦い
ハエ・アイヌとシブチャリ・アイヌの境界紛争
松前藩の介入の強化
ハエ・アイヌの衰亡
江戸幕府の対応
松前藩の交易政策とシャクシャインの戦い
まとめ
第三章 アイヌの自治と従属の生態学
アイヌ生活の実際と従属
蝦夷地における初期の鉱山活動と環境の悪化
アイヌの生活と従属の観点からみた穀物
アイヌたちの日本への輸出品
まとめ
第四章 交易におけるシンボリズムと環境
鷹と覇権-進物の政治的シンボル
アイヌ社会における交易と声望
北方の風景に生じた変化
境界紛争とチャシの起源
まとめ
第五章 サハリン交易
大陸への視座
中国支配の拡大
初期のサハリン島探検
サハリン島の環境と交易
幕府の支配
まとめ
第六章 千島交易
初期の千島交易
千島諸島へのロシア人の出現
千島交易におけるロシアの商品
メナシ・クナシリの戦い
まとめ
第七章 蝦夷地の伝染病・医療と変わりゆく生態系
蝦夷地における天然痘の影響
一八四五(弘化二)年の静内・三石の伝染病
蝦夷地における交易と疾病
日本の政治的資本としてのアイヌの医療文化
まとめ
第八章 征服における儀礼の役割
外交秩序とアイヌ民族
蝦夷地における日本中心の伝統
福山城における儀礼
会所における儀礼
儀礼と征服
まとめ
終章
博愛的支配の進行
従順なアイヌたち
クンヌイへの回帰
キーワード 北海道 歴史 アイヌ 歴史
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■蔵書状況

所蔵: 1    予約: 0 件
所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 種別 備考
札内分館 一般 - 歴史3 211/ウ/ 101777324 一般図書
貸出できます
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