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資料の詳細

■資料情報

書名

どんとこい、貧困!

よりみちパン!セ 000000070

著者 湯浅 誠∥著、100%ORANGE∥装画 挿画
著者典拠
出版者 イースト・プレス
出版年 2011.7
ページ数 293p
大きさ 19cm
ISBN
4781690076, 978-4-7816-9007-0
分類記号 368.2
内容紹介
他人を、そして自分を痛めつづけ、人間の尊厳も社会のシステムもボロボロになった現代。子どもたちに向けて、年越派遣村の村長を務めた著者が、静かな情熱をもって「貧困」「自己責任」について語る。重松清との対談も収録。
目次
自己責任論 その1 努力しないのが悪いんじゃない?
第1章 どんとこい、自己責任論! がんばり地獄とずるさ狩り、そんな社会に、みんなでサヨナラしよう。
その2 甘やかすのは本人のためにならないんじゃないの?
その3 死ぬ気になればなんでもできるんじゃないの?
その4 自分だけラクして得してずるいんじゃないの?
その5 かわいそうだけど、仕方ないんじゃない?
コラム どんとこい通信
知らなきゃソンする! 働くときの基礎知識
目ん王飛び出る! 日本の教育費
おかしくないか! 富の再分配
とっても大変! 「ネットカフェ難民」
どうなってるの! 派遣労働と「派遣切り」
関係なくない! ホームレス問題
頼りになるぜ! 生活保護
どえらいこっちゃ! 世界大不況
そうだったのか! 社会保障の歴史
なんじゃこりゃあ! グローバル経済競争
まとめ 自己責任論は上から目線-そんな社会で、まだ暮らしたい?
ちょっとひと休み あなたの“溜め”度を測ってみよう!
第2章 ぼくらの「社会」をあきらめない。 黙るのも黙らせるのも、もうやめにしようじゃないか。きみの“溜め”が増えるように、みんなの“溜め”を増やすために。
きみがいま、あるいは将来そのさなかにいるのならば
生きていることで尊厳がそぎ落とされていく。「どうせ自分なんて…」とあきらめつづけてしまう。変えなくてはいけないのは、本当は、きみのそんな気持ちじゃない。
変わるべきはぼくらの社会だ、ときみが思うならば
どこまでが許せて、どこからが許せないのか。それを決めるのはどっかの誰かじゃない。私たちだ。はじかれ、排除されていく人間をつくり出す社会こそが、もっとも貧しい。
きみが、生きやすく暮らしやすい社会を目指すならば
見えないことが無視につながり、逆に、関心は尊重につながる。きみが大切に思うこと、きみ以外の誰かが大切に思うことをそれぞれが尊重し合えるために、忘れちゃいけないルールがある。
どんとこい対談
真摯に、そしてひとかけらの笑いを 重松清×湯浅誠
キーワード 貧困

 

■蔵書状況

所蔵: 1    予約: 0 件
所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 種別 備考
忠類分館 児童 - ひみつシリーズ2(上段) 368/ユ 103410072 児童図書
貸出できます
※「(配送中)」の資料については、窓口にてお問い合わせください。