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■資料情報

書名

子どもたちに伝えたい-原発が許されない理由

著者 小出 裕章∥著
著者典拠
出版者 東邦出版
出版年 2011.9
ページ数 125p
大きさ 21cm
ISBN
4809409805, 978-4-8094-0980-6
分類記号 543.5
内容紹介
長年原発に反対してきた、原子炉実験所助教の著者が、原発の誕生と現実、大人たちが原発をやめない理由、人間の力では対応できない事故の実際、未来へ向けてなすべきことを、図版を交えてわかりやすく説明する。
目次
はじめに
本書をより理解するために
日本の原子力発電所
第1章 原発の誕生と現実~恐ろしい“兵器”~
344機が爆弾を落とした東京大空襲
2発の原子爆弾で30万人が死亡
原子力を爆弾以外に
石油を求めて戦争へ
石油はあとどれくらいあるのか?
ウランの埋蔵量は石油より少ない
化石燃料だけで数百年もつ
ウランを加工すれば…
プルトニウムを求めて
『もんじゅ』で追いつづけた夢
噓をついて1兆円の無駄使い
目的は核兵器の製造か
日本は原子力の後進国
原子力発電は、実は費用が高い
原発は建てれば建てるほど儲かる
第2章 それでも原発をやめない理由~大人たちの様々な思惑~
お湯を沸かし海を温める原発
すぐに止められない
恐ろしい発熱量
大量の死の灰
放射能を溜めつづける
背負いきれない責任
毒性が減るまでに数百万年
地中深く埋めるしかない
100万年先は保証できない
貧しい街に押し付ける
原発は都市部には造れない
日本の原発は『地震の巣』の上に建つ
地震を甘く見た設計
原発の発電量は代替可能
水力・火力発電所だけで足りている
米国と西欧はすでに決断済み
第3章 人間の力では対応できない~事故の実際と訪れた悲劇~
SPEEDI(スピーディ)の計算結果を隠す
避難地域の悲劇
放射線管理区域に匹敵する汚れ
法律を無視した政府
避難生活を強いられても…
急性被爆の惨状
赤ん坊と子どもを守れ
年間1ミリシーベルトの恐怖
危険性の認知の歴史
国に見捨てられた国民
原爆被爆者が教える低線量域の危険
放射線量に「これ以下は安全」は、あり得ない
「しきい値がない」という事実
被曝量は自らが納得すべき
第4章 私たちがなすべきこと~未来へ向けて~
校庭の土を剝ぎとる
第一次産業の守るために
汚染された食べ物を受けいれる
エネルギーの使い方を改める
人間の立ち位置を見つめなおす
あとがき
謝辞
キーワード 原子力発電 原子力災害

 

■蔵書状況

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