書名 |
ネットとリアルのあいだ 生きるための情報学 ちくまプリマー新書 000001230 |
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著者 | 西垣 通∥著 | |
著者典拠 | ||
出版者 | 筑摩書房 | |
出版年 | 2009.12 | |
ページ数 | 166p | |
大きさ | 18cm | |
ISBN |
4480688250, 978-4-480-68825-5
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分類記号 | 007.3 | |
内容紹介 |
脳と心のあいだで置き去りにされる身体、情報量と意思決定のストレスに潰される毎日…。時代をおおうウツ気分とネットの関係に注目し、ネットのなかで「私というリアル」を構築できるのかを考える。
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目次 |
第1章 ITが私を壊す?
1 私にとってのリアル
不安とウツ気分/ネットのなかの私/ネット人格をつくる/ネトゲ廃人/複数の私/多重人格/“私”って何?/二種類の自己
2 デジタル・ニヒリズム
自我意識の誕生/二分心/デジタルな神々/ニセのIT革命/市場がつくるリアル/学校がおかしい/アトム化する個人/ネットのなかのニヒリズム
第2章 生きることは創りだすこと
1 心と脳とコンピュータ
論理主義と思考機械/ロボットの心はどこ?/思考機械から対話機械へ/フレーム問題/「私のリアル」をささえるクオリア/心と脳のギャップをうめる身体
2 情報処理機械としての私
情報を処理する/情報を伝える/観察する生命/サイバネティックス/自己を保ち、創る/生命は世界を創る
3 心はなぜ閉じているの?
オートポイエーシス/閉じた心/身体行為がつくる心/理性と感情/情報小包という幻想/情報伝達って何?/心をつなぐもの/身体的共感がつくる組織
第3章 未来のネット
1 自由平等という落とし穴
サルからヒトへ/大規模コミュニティの身体/近代的個人の出現/生命情報・社会情報・機械情報/ソクラテスの警告/ポストモダン論の限界
2 タイプⅢコンピュータとは
情報学的転回/自己言及って悪いこと?/真の集合知とは/右脳を大事にしよう/生命的組織/有機機械をめざして
あとがき
参考文献
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キーワード | 情報と社会 |
所蔵館 | 所蔵場所 | 請求記号 | 資料コード | 種別 | 備考 |
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