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■資料情報

書名

わたしが仕事について語るなら

未来のおとなへ語る

著者 ワダ エミ∥著
著者典拠
出版者 ポプラ社
出版年 2010.3
ページ数 198p
大きさ 20cm
ISBN
4591115941, 978-4-591-11594-7
分類記号 771.8
内容紹介
「とにかくいい仕事をしよう」とひたむきに歩んできただけなのです-。日本で初めて衣装デザイナーとして米アカデミー賞を受賞したワダエミが、「仕事」について語る。
目次
はじめに
第1章 衣装デザインという仕事(1)-映画
「HERO」のキーワードは「色」
衣装を作る人材まで育てる
撮影終了後も仕事は終わらない
第2章 衣装デザインという仕事(2)-オペラ
オペラの衣装デザインで大切なこと
縄文時代からイメージした「エディプス王」の衣装
市民が参加して一体感を作り出したフェスティバル
デザインだけではないデザイナーの仕事
第3章 衣装デザインという仕事(3)-神社仏閣の装束デザイン
庶民とともにあった京都の清水寺
新しく生まれた清水寺の法要「青龍会」
教義を理解した上で取り組んだデザインの仕事
公募とオーディションで若い職人を選抜
お坊さんや門前会が総出で墨をすって染めた墨染
技術と心を受け継ぐことができた仕事
第4章 私の少女時代
京都の大きな家で「工芸品」に囲まれて育つ
曾祖父母から学んだ「テクスチャー」の感覚
誇りを持って仕事をする「職人さん」との出会い
「あつらえ」の習慣が「自我」を育てる
本や音楽に囲まれて自分自身を育てる
第5章 衣装デザインとの出会い
アメリカ留学をやめて結婚
結婚で広がった新しい世界
年間収入五万円の時代は私の修業期間
アメリカ映画「マルコ」で積んださまざまな経験
第6章 映画「乱」と黒澤明監督との出会い
プレゼン前に読み込んだ数百冊の資料
資料を大切に、でも資料を超えて衣装を作る
すぐれた職人さんたちとの二人三脚
資金不足の危機に家を売る覚悟をした
米アカデミー賞衣装デザイン賞をいただく
第7章 私にとっての「仕事」
日本で私の仕事が少ない理由
組織に属さず組織を作らず
現地のスタッフとよい関係を築く
第8章 日本の若い人たちに言いたいこと
プロに必要なのは精神的自立
オランダ人アシスタントのシンプルな生活
国境を越えて挑戦する海外の若者たち
割り切りがあればシンプルに生きられる
日本の伝統を学んで
第9章 私の暮らし
それぞれが自分を大切にする家庭のあり方
自分の世界を持つ大切さ
旅先でも暮らしの楽しみを忘れずに
必要としてくれる人がいる限り
キーワード 舞台衣裳

 

■蔵書状況

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