書名 |
民族の壁どついたる! 在日コリアンとのつき合い方 14歳の世渡り術 |
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著者 | 井筒 和幸∥著 | |
著者典拠 | ||
出版者 | 河出書房新社 | |
出版年 | 2007.5 | |
ページ数 | 205p | |
大きさ | 19cm | |
ISBN |
4309616429, 978-4-309-61642-1
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分類記号 | 316.81 | |
内容紹介 |
同じ人間なのに、なぜ殺し合ったりするの? にがい歴史も全部知ろう。試験には出ない韓国、北朝鮮との問題から、世界中の人たちと仲良くする方法を考える。
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目次 |
はじめに
序章 映画「パッチギ!」で描いた対立
◆「差別」「対立」があることをまず認めよう
◆渡らなければならない大きな川
◆あなたは朝鮮人になれますか?
◆「パッチギ!LOVE&PEACE」での激しい対決
◆いろんな民族が一緒に生きる時代
◆憎しみ合いをなくすために
第1章 在日コリアンが生きにくい世の中
◆日本人なの?外国人なの?
◆今も尾を引く複雑な歴史
◆日本で生まれ育っても、参政権がない
◆奪われたアイデンティティー
◆外国人としての登録
◆在日コリアンは公務員になれない?
◆大学の受験資格がなかった
◆アパートを貸してもらえない
◆就職するにも差別される(日立事件)
◆差別社会の隠れ蓑として芸能界へ
◆ジョニー大倉さんの告白
◆本名を名乗れない
◆矛盾の中で生きる
◆在日の結婚には壁がある?
◆今も続く悪質な嫌がらせ(「対話ノート」をめぐって)
◆やむことのないチマチョゴリ事件
◆歴史をどうとらえるか
◆拉致問題の解決へ向けて…
◆北朝鮮への戦後補償
◆徴用という名の強制連行
◆突然トラックでさらわれて…
◆立場によってとらえ方は違う
◆北朝鮮とどうつき合うか
◆差別されるって、どんな気持ち?
◆世界中に残る人種差別
◆すべてを知ることが理解への第一歩
第2章 忘れちゃいけない日本と朝鮮の長い歴史
◆朝鮮と日本の歴史、そのはじまり
◆日本に「国」のかたちができはじめる
◆高度な文化が日本に伝わった
◆豊臣秀吉の朝鮮出兵
◆朝鮮と友好関係を築いた徳川幕府
◆爆発的に朝鮮人の人口が増えたわけ(韓国併合)
◆列強国にあこがれて唱えた「征韓論」
◆無理やり結ばせた不平等な条約
◆真相はうやむや。閔妃暗殺事件
◆朝鮮支配をめぐり、中国・ロシアと戦う
◆日本に対する抵抗運動が盛大に
◆土地を取り上げられて…
◆生きるために祖国を捨てる
◆出稼ぎに来て、厳しい労働を
◆はじき出され、朝鮮人部落に住む
◆朝鮮人が大量に虐殺される(関東大震災)
◆強制的な名前の変更(創氏改名)
◆逃れられない強制連行
◆浮かび上がってきた従軍慰安婦問題
◆「謝りません」という態度で本当にいいの?
◆朝鮮人も戦地へ送り込まれた
◆大東亜共栄圏という幻想
◆終戦…朝鮮人の解放
◆引き揚げ時の悲惨な事件(浮島丸事件)
◆帰国した人、帰国しないで在日コリアンとなった人
◆ふたつに分かれた朝鮮
◆同じ民族同士の殺し合い(四・三事件)
◆38度線を境に朝鮮戦争が勃発
◆北朝鮮と韓国、どっちに帰国?
◆韓国と協定を結ぶために
◆日韓基本条約の中身とは?
◆北朝鮮の存在は無視した
◆韓国人も北朝鮮人も「在日コリアン」なの?
◆引き裂かれても、民族は消えない
◆日韓基本条約-戦後補償の内容は?
◆過去の歴史の清算
第3章 「民族」の壁を打ち破ろう
◆ぼくが「民族」を語ったわけ
◆新しい差別意識が芽生えることも?
◆相手に対するイマジネーション
◆神話の時代にさかのぼって…
◆通用しなくなった歴史観
◆「ごめんなさい」と謝ることも大事
◆原爆投下を謝罪したアメリカ人俳優
◆教科書の歴史はどうして重要なの?
◆他の国の歴史を学ぼう
◆人種と民族はどう違う?
◆国と民族の関係は?
◆言葉が作る壁
◆民族のプライド(バスク民族の例)
◆忘れてはいけない、アイヌ民族の問題
◆民族問題と深く関わる世界の宗教紛争
◆無意味な殺し合いがなくなる日
◆簡単にはなくならない差別
◆知ることからはじめよう
◆解決しようという意志を持つ
◆「知の力」ですべては解決できる
おわりに
参考文献
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キーワード | 韓国人(日本在留) 朝鮮人(日本在留) |
所蔵館 | 所蔵場所 | 請求記号 | 資料コード | 種別 | 備考 |
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札内分館 | はざま文庫 - はざま 2 | 316/イ/ | 103649489 | 児童図書 |
貸出できます
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