書名 |
物語の役割 ちくまプリマー新書 000000530 |
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著者 | 小川 洋子∥著 | |
著者典拠 | ||
出版者 | 筑摩書房 | |
出版年 | 2007.2 | |
ページ数 | 126p | |
大きさ | 18cm | |
ISBN |
448068753X, 978-4-480-68753-1
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分類記号 | 901.3 | |
内容紹介 |
私たちは日々受け入れられない現実を、自分の心の形に合うように転換している。誰もが作り出し、必要としている「物語」の秘密を解き明かし、それを言葉で表現していくことの喜びを伝える。
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目次 |
まえがき
第一部 物語の役割
藤原正彦先生との出会い
『博士の愛した数式』が生まれるまで
誰もが物語を作り出している
ホロコースト文学の中の物語
人間にしかできない心の働き
物語を獲得するための苦悩
人間が作り出す物語の尊さ
『ナショナル・ストーリー・プロジェクト』
・「数学的媚薬」
・「ファミリー・クリスマス」
作家は小説の後ろを追いかけている
第二部 物語が生まれる現場
私が学生だったころ
言葉は常に遅れてやってくる
テーマは最初から存在していない
死んだ人と会話するような気持ち
ストーリーは作家が考えるものではない
小説は過去を表現するもの
あらゆるものの観察者になる
第三部 物語と私
最初の読書の感触
物語が自分を救ってくれた
『ファーブル昆虫記』-世界を形作る大きな流れを知る
『トムは真夜中の庭で』-人間が特別であることの意味
子供が自我に目覚める時
初めて実感した死
『アンネの日記』-孤独が人を成長させる
曖昧さの中にある真実
本で共通の思いを分かち合う
この本に登場した本
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キーワード | 小説 | |
おすすめ本 |
所蔵館 | 所蔵場所 | 請求記号 | 資料コード | 種別 | 備考 |
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札内分館 | はざま文庫 - はざま 1 | 901/オ/ | 103646584 | 児童図書 |
貸出できます
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