■資料情報
書名 |
和算を楽しむ
ちくまプリマー新書 000000460
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著者 |
佐藤 健一∥著 |
著者典拠 |
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出版者 |
筑摩書房 |
出版年 |
2006.10 |
ページ数 |
110p |
大きさ |
18cm |
ISBN |
4-480-68747-5, 9784480687470
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分類記号 |
419.1 |
内容紹介 |
明治のはじめまで、西洋よりも高度な日本独自の数学があった。殿様から庶民まで、誰もが日常で使い、遊戯として楽しんだ「和算」。その魅力と歴史を紹介する。和算と、現代の数学の両方に興味を持つきっかけとなる一冊。
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目次 |
はじめに
第1章 聖徳太子の時代に数学は伝わった
学問の伝来
国の役人として働くには、数学が必要だった
算木
かけ算のことをなぜ「九九」というか
第2章 戦国時代の数学
室町時代にそろばんが伝来した
戦国武将は数学の重要性を知っていた
実用数学の時代
第3章 数学塾の登揚と活躍の場を広げた数学者たち
失業した武士が「そろばん塾」を始めた
日本数学の祖・毛利重能
佐渡経済に貢献した百川治兵衛
公式を愛唱歌にした今村知商
江戸と二本松で活躍した礒村吉徳
第4章 ベストセラー『塵劫記』と吉田光由
角倉一族の次男
『塵劫記』の爆発的反響
『塵劫記』が広まった理由
第5章 高度になっていく数学
円周率に情熱を燃やした村松茂清
遺題の流行が日本の数学をレベルアップさせた
『算学啓蒙』の発見
橋本正数と「天元術」
沢口一之の挑戦状
第6章 関孝和と関流の数学者たち
関孝和『発微算法』で衝撃のデビュー
「傍書法」と、西洋に先駆けた「代数」の発明
建部兄弟の入門
数学の集大成を志す
読みやすい解説書を書いた後継者・建部賢弘
関流の確立
第7章 遊びとしての数学
入れ子算
まま子立て
ねずみ算
からす算
絹盗人算
油分け算
第8章 旅を楽しみ、地方に数学を広めた「遊歴算家」
大島喜侍(?~1733)
山口和(?~1850)
佐久間庸軒(1819~1896)
第9章 明治時代の和算家
西洋数学への転換
学校の数学は和算になる予定だった
和算家が西洋の数学に転向するのは簡単だった
西洋暦の採用
東京数学会社の設立と翻訳語の統一
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キーワード |
和算 |
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■蔵書状況
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所蔵館 |
所蔵場所 |
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資料コード |
種別 |
備考 |
札内分館 |
はざま文庫 - はざま 2 |
419/サ/ |
103642385 |
児童図書 |
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