書名 |
日本の歴史を作った森 ちくまプリマー新書 000000410 |
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著者 | 立松 和平∥著 | |
著者典拠 | ||
出版者 | 筑摩書房 | |
出版年 | 2006.8 | |
ページ数 | 143p | |
大きさ | 18cm | |
ISBN |
4-480-68742-4, 9784480687425
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分類記号 | 653.6 | |
内容紹介 |
国土の70パーセントが森林という森の国、日本。法隆寺や伊勢神宮などの日本の木造文化は、豊かな森に支えられてきた。木曽ヒノキが辿った歴史を振り返りながら、300年後の森を守ることの意味を問いかける。
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目次 |
1 森の国-日本文化の根本は木造
2 法隆寺が危ない-大修理に備えるヒノキの材がない?
3 裏木曽古事の森-苗を植え、未来に命吹き込む
4 木曽五木-盗伐すれば容赦なく処刑
5 木曽ヒノキ備林-立ち入り禁止から国民の森に
6 合体木の歴史-母と子の魂宿るように
7 出の小路の大ヒノキ-斧を入れると神の祟り
8 探し出された二代目-木全体に漂う気品
9 天然更新の条件-大量伐採で明るい森に
10 家康の眼力-建設の時代を担うのは木材
11 江戸の建設事情-日本史上になかった大開発
12 請負制の材木市場-資金力ある豪商が支配
13 尾張藩の山守屋敷-ヒノキ保護のトリデ
14 残された山守文書-三万点の克明な記録
15 幕吏川路聖謨-ヒノキ提供に反発の尾張藩へ
16 江戸城西の丸焼失-急がれた再建用材確保
17 聖謨の見分-山が荒れ、少なかった良材
18 尾張藩の財政危機-割当金以上にヒノキ材代納
19 明治へ-版籍奉還ですべて官林に
20 木材輸送の専門家たち-危険ともなう熟練作業
21 一日千乗の筏流し-木曽川の冬の風物詩
22 木曽材の隆盛-変遷する木材輸送
23 御嶽山信仰-覚明が大衆に拓いた道
24 御嶽山登項記-急勾配が続く修行道場
25 伊勢神宮の式年遷宮-木曽谷に集中する用材確保
あとがき-美林を歩こう
参考文献
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キーワード | ひのき(檜) | |
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