ジョン・リチャード・スティーブンス∥編、池田 雅之∥訳

『長靴をはいた猫』はじめ、ヨーロッパの有名なお話から知られざるインドやアメリカの物語まで、猫たちが活躍する物語を収載。思いやりにあふれ、神秘的で賢いけど、ちょっとわがまま。猫たちのファンタジーをたっぷり楽しめる1冊。

内容:猫の目の不思議. 長靴をはいていなかった頃の「長靴をはいた猫」. 長靴をはいた猫. 裏切られた「長靴をはいた猫」. ペーター卿と猫のお姫様. 猫にご用心. ウォルター・スコット卿の猫. われこそは、猫の王なり!. ホイッティントンと猫. 幸運を呼ぶ猫と正直なペニー銀貨. 六シリングの猫と若者. ブレーメンの音楽隊. 貧しい粉ひきの若者と猫のお姫様. 幸運をつかんだ三人の兄弟. 娘を救った二匹の猫たち. ゴンとコマの駆け落ち. 猫を描いた少年. 王女様になった猫. 魔法の玉に変えられた王子様. コーナル親子とごろつき猫たちのたたかい. それでも、一人で歩く猫. 三匹の白猫とお姫様. ハニグジェの命びろい. 妖精猫スクラッチ・トムとおばあさんの大冒険