日本民話の会∥編、むぬがたいの会∥〔編〕、樋口／淳∥責任編集

実績のある語り部たちが一堂に会した画期的シリーズ。第10巻は、沖縄の本土復帰とほぼ時を同じくして始められた「むぬがたいの会」による全43話を収録。島々の語り、那覇の語り、本島北部・山原の語り等に分けて掲載する。

内容:波照間の新生 . 津波を呼ぶ人魚 . ヤモリの教え . ヒバリと生き水 . ニワトリが朝に鳴くわけ . 火の玉の恩返し . ウズラの母さん . カシャとコラマタ . 鬼と三つの玉 . 漲水御嶽由来 . 黄金の花 . クムイのマー . みるく神とさーか神 . 十二支のはじまり . 親不孝なカエル . ネコと虎 . トーカチ〈米寿〉由来 . モーイと幽霊 . 火正月の話 . 後生から帰った話 . 黄金の瓜種 . キジムナーの魚捕り . あめを買う幽霊 . 天女の息子 . 普天満権現の由来 ほか18編