2024年 (令和6年)
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 直木賞作家・藤田宜永氏が、銀座の有名店などで配られているコミュニティ誌「銀座百点」で、三年にわたり連載していたショートストーリー『銀座千と一の物語』。

「男と女」、「昔と今」、「老舗と最先端」、「伝統とモード」が交差する日本一の街・銀座を舞台に、人と人の出会いがもたらすハートウォーミングで素敵な物語を収録しています。「和光」、「銀座三越」、「博品館」、「伊東屋」、「教文館」といった老舗から、普段はけっして気づかないような、銀座に唯一ある踏切の遮断機、通り抜けできる喫茶店、文豪の通ったバー、行商のおばちゃん、三笠會舘の箸袋に隠された秘密、議事堂へと続く出世街道、銀座発祥の碑など、意外な場所や事柄も、題材となっています。銀座は思いもよらぬ、巡り合いに満ちたエキサイティングな街。都会的なセンスと人情の機微を描く優れた心理描写に定評のある著者の筆が描き出す、まだ誰も知らない、銀座の意外な一面を再発見してみませんか。

《【文学】2014年4月上半期の新入荷本の一覧(抜粋)》

校閲ガール (宮木あや子/KADOKAWA/2014.3)
傾国 (浜田文人/角川春樹事務所/2014.2)
美雪晴れ (高田郁/角川春樹事務所/2014.2)
仕舞屋侍 (辻堂魁/徳間書店/2014.2)
冥府に候 (鳥羽亮/祥伝社/2014.2)
風の向こうへ駆け抜けろ (古内一絵/小学館/2014.1)
英子の森 (松田青子/河出書房新社/2014.2)
パパの電話を待ちながら (ジャンニ・ロダーリ/講談社/2014.2)
いつまでも男と女 (渡辺淳一/新潮社/2014.2)
そして、星の輝く夜がくる (真山仁/講談社//2014.3)
決意とリボン (林真理子/文藝春秋/2014.3)
探偵が腕貫を外すとき 腕貫探偵、巡回中 (西澤保彦/実業之日本社/2014.3)
オバさんになっても抱きしめたい (平安寿子/祥伝社/2014.3)
龍の行方 (遠藤武文/祥伝社/2014.3)
願いながら、祈りながら (乾ルカ/徳間書店/2014.3)
まいない節 献残屋佐吉御用帖 (山本一力/PHP研究所/2014.3)
愛の国 (中山可穂/KADOKAWA/2014.2)
祈りの証明 3.11の奇跡 (森村誠一/KADOKAWA/2014.2)
深海のアトム (服部真澄/KADOKAWA/2014.2)
スリーパー (楡周平/KADOKAWA/2014.2)
獄の棘 (大門剛明/KADOKAWA/2014.2)
創作の極意と掟 (筒井康隆/講談社/2014.2)
日本橋本石町やさぐれ長屋 (宇江佐真理/講談社/2014.2)
嗤う名医 (久坂部羊/集英社/2014.2)
鐘の渡り (古井由吉/新潮社/2014.2)
あなたへの歌 (楊逸/中央公論新社/2014.2)
銀座千と一の物語 (藤田宜永/文藝春秋/2014.3)
頼みある仲の酒宴かな 縮尻鏡三郎 (佐藤雅美/文藝春秋/2014.3)

 ※他にもいろいろ新しい本が入荷しています。
 ぜひ図書館に足を運んでご覧くださいませ。