2017年(平成29年)
6月27日(火)
Weather
午前10:00から
午後 6:00まで

ジャンル分類と50音順の並べ方だけだと、本が孤独に見えることがあります。本を文脈でつないでみると、本と本がつながって、違う表情が見えてきます。なぜ、三冊かというと・・・

 井上ひさしは「ニホン語日記」にこう書いています。『混沌たる時の流れを過去・現在・未来と三つに区切ると、時間が辛うじて秩序だったものになる。鮨屋の主人は自店のにぎりを「松・竹・梅」 に分け、鰻屋の亭主は自店の鰻丼を「特上・上・並」の三つに分けて、店の売り物のすべてを表す。混然としたものを一つで言ってはわけがわからない。二つで言っても据わりがわるい。三つに区分して言うと突然、構造が安定し、混然としたものの正体が見えてくる』

本と本 本はつながる。    
本と人 本とつながる。    
人と人 本でつながる。
さあ、「三冊堂」!開店のお時間です。

[BookShelf Image]:1875

 4月23日から明日の5月12日までは、「こどもの読書週間」です。子どもたちにもっと本を!との願いから、1959年(昭和34年)から始まった取り組み。大人が本を子どもに手わたす週間でもあります。
 お父さんの仕事が忙しく、夏休み中に何処へも出かけられないトミーは、近所の人の”はちうえ”を預かり世話をするというアルバイトを始めます。はちうえは、水やりと日当たりに気をつけることですくすく育ちますが、家の中はまるでジャングル。ただ世話をするだけではいけないと思ったトミーは、図書館で本を借り、本に書かれたとおりに世話をします。柔らかな気持ちになる結末。そして、図書館で知りたいことを調べる、というシーンが何とも嬉しい『はちうえはぼくにまかせて』

続きを読む...

[BookShelf Image]:1866

 712年成立の古事記から、明治直前に没した橘曙覧(たちばなのあけみ)まで、千年を超える時間を生き抜いた日本の古典文学の名作を厳選した『千年の百冊』。現代にも通じる普遍性を持ちながら、今日とは異なる環境や価値観が内包されていることで、人間の本質や人生の意味について、少し距離をおいて見つめることができます。今を生きることの豊かさを探究する時間に最適。

続きを読む...

[BookShelf Image]:1852

 最近の移住ブームは、10年ほど前の定年後の「リタイヤ移住」や「日暮らしブーム」から、20代~40代の現役世代の移住が主流になってきたようです。 期間限定で飛びこむパターンを選択した勇気ある家族の一年間を (*_*) (-_-) (^o^)で綴った『神さまたちの遊ぶ庭』は、北海道を愛する夫の希望で、福井からトムラウシに移り住んだ著者・宮下家5人の体験談です。TSUTAYAまで60キロ、最寄りのスーパーまで37キロなど、信号機が3か所しかない田舎に住む私でさえ うらやむほどの大自然の素晴らしさ・人との出会いを面白おかしい語り口で描かれています。家族一人一人が素敵な神さまと出会い、そして大切なこと(宝物)に気づきながら成長する一年間に思わず拍手!

続きを読む...