2019年 (令和元年)
6月16日(日)
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午前10:00から
午後 6:00まで

ジャンル分類と50音順の並べ方だけだと、本が孤独に見えることがあります。本を文脈でつないでみると、本と本がつながって、違う表情が見えてきます。なぜ、三冊かというと・・・

 井上ひさしは「ニホン語日記」にこう書いています。『混沌たる時の流れを過去・現在・未来と三つに区切ると、時間が辛うじて秩序だったものになる。鮨屋の主人は自店のにぎりを「松・竹・梅」 に分け、鰻屋の亭主は自店の鰻丼を「特上・上・並」の三つに分けて、店の売り物のすべてを表す。混然としたものを一つで言ってはわけがわからない。二つで言っても据わりがわるい。三つに区分して言うと突然、構造が安定し、混然としたものの正体が見えてくる』

本と本 本はつながる。    
本と人 本とつながる。    
人と人 本でつながる。
さあ、「三冊堂」!開店のお時間です。

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 祇園の料亭に育ち、幼いころから歌舞伎と関わった著者が師と仰ぐ演出家・武智鉄二は、若手歌舞伎役者と組み、実験的な「武智歌舞伎」を上演するなど芸能の世界において挑戦的であるとともに、世間を相手に闘い続ける反権力を志向したとされる演出家でした。著者は、晩年の武智と出会い、歌舞伎の演出に関わっていく中で、自らの殻を破り、他者との闘い方を学んでいくこととなります。『師父の遺言』には、自身の波瀾万丈の半生とともに、反骨の師であった武智の生き様が綴られています。

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 海外は面白いものが多く、日本よりも魅力的に感じることがあります。『アメリカなう。』では、夫の転勤命令で“出たとこ勝負”のアメリカ生活を始めた著者が、日米の違いをユーモアたっぷりに紹介した作品です。アメリカに負けず劣らず日本だって面白い国だと再発見出来る一冊です。

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 私たちが子どもの頃、話題の中心にあった文房具たちをジャンル別に掘り出し紹介した『日本懐かし文房具大全』。文房具は学ぶためだけに役立つ道具ではなく、時には懐かしんだり、好奇心を刺激したりする道具です。明治時代に誕生し、現在も使用されている「どうぶつのり」、昭和生まれの「木工用ボンド」など懐かしいと思える文房具が紹介されています。本書を読んで、みなさんが愛用した文房具に再び会ってみましょう。

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