2024年 (令和6年)
3月29日(金)
午前10:00から
午後 6:00まで
ジャンル分類と50音順の並べ方だけだと、本が孤独に見えることがあります。本を文脈でつないでみると、本と本がつながって、違う表情が見えてきます。なぜ、三冊かというと・・・
井上ひさしは「ニホン語日記」にこう書いています。『混沌たる時の流れを過去・現在・未来と三つに区切ると、時間が辛うじて秩序だったものになる。鮨屋の主人は自店のにぎりを「松・竹・梅」 に分け、鰻屋の亭主は自店の鰻丼を「特上・上・並」の三つに分けて、店の売り物のすべてを表す。混然としたものを一つで言ってはわけがわからない。二つで言っても据わりがわるい。三つに区分して言うと突然、構造が安定し、混然としたものの正体が見えてくる』
本と本 本はつながる。
本と人 本とつながる。
人と人 本でつながる。
さあ、「三冊堂」!開店のお時間です。
[BookShelf Image]:5517
猛暑の後、秋は駆け足で過ぎ去り、瞬く間に冬が訪れました。十勝の冬は、凍てつく寒さに加えて、近年では降雪量も多く厳しさを増しています。今回ご紹介するのは、そんな冬を少しでもあたたかく、楽しく過ごすための三冊。『すぎやまともの手編みこものBEST SELECTION』は、シンプルなミトンから、ぬいぐるみのようなユニークなマフラーまで、手編みの小物を41点掲載。温かいだけでなく、可愛らしい柄やデザインに気分もあがります。時代を問わず長く使えるものが多いので、自分用にも、プレゼントにも。
- 詳細
- 作成者:MCL編集部