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心理学者である著者は、20代から80代まで650人以上の卒業アルバム写真を集めて笑顔の度合いを点数化するとともに、彼らの結婚生活についてを尋ねました。『卒アル写真で将来はわかる 予知の心理学』では、卒アルの表情で将来の離婚率がわかるというこのような実験など、対照実験に基づいて統計的に得られた、にわかには信じがたい研究結果を紹介しています。将来を見抜く手がかりが思いもよらないところに隠れていることに驚かされる一冊です。
1888年に発行された歴史ある雑誌「ナショナル ジオグラフィック」は、今年、日本版が創刊されてから25年となります。ウェブサイトでは2002年の「双頭のヘビ」を皮切りに数々の驚くべきニュースを発信し２億人以上に読まれてきました。『にわかには信じがたい本当にあったこと』は、それらのニュースを初めてまとめた一冊です。ウイルスに操られる昆虫、吸血鬼とされた頭蓋骨、共食いする星、家を運ぶタコなど世界の驚きの事象・奇妙な生き物を取り上げ、11のジャンルごとに解説しています。
メンデルの法則やダーウィンの進化論などで知られる遺伝学。『にわかには信じられない遺伝子の不思議な物語』 では、19世紀の名バイオリニスト、ニコロ・パガニーニの親指は、なぜ強くてしなやかだったのか？ 二重被爆者・山口彊（つとむ）はなぜ93歳まで生き延びたのか？はつらつとして見えたケネディ大統領は、先天性の難病を患っていた？などＤＮＡにまつわる数々の興味深い、驚きのエピソードなどから、DNAに刻まれた人類の歴史をひも解きます。全米でベストセラーとなったノンフィクションです。 ＭＣＬ編集部（吾）
三冊堂458（2020/06/25）
