2018年(平成30年)
10月16日(火)
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午前10:00から
午後 6:00まで

 私の人生で、もう少し先の予定だったドールカスタム。 予算的にも時間的にも余裕のあるときに…と考えていたドールカスタム。 それを今できている幸せ! これには実はいろんなワケがあるんですが、それは後ほど。 もともと70cmドールといわれる球体関節人形を持っていたので、目の入れ替えや睫毛の付け替え、お化粧の手直しなどは、なんとなくこなしていました。ですが今回は念願の「ブライス」カスタムなのです!

 お人形にもいろんな種類があって、ご存知のリカちゃん人形やリカちゃんサイズにも関わらず、腕などの関節が可動するオビツドール、60cmドールの主流を築いたスーパードルフィー、そして私が手に入れたブライスなど、カスタムできる人形は数多く存在します。 ではなぜ私はブライスのカスタムに躊躇していたのか。まず、お高い。1体が1万円以上は当たり前。それの頭を分解し、アイギミックを取り出し、分解、グルーでコンタクトを強引に取り外して、顔の塗装を削るなど…私には無理な話でした。だって失敗が恐ろしい…! しかし転機がきたのです。

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左から:ネオブライス ウィンタリッシュ アルーア(タカラトミー)、スポンジペーパー荒目・細目、パステル、アクリルカラー(造形村)、Mr.スーパークリアーつや消し、うすめ液…これ以外にも解体道具などを使って加工をしていきます

 私は「ふたごの、」という名義で、妹と2人で創作活動をしています。私がブローチを作り、妹が写真を担当。この妹の写真と私の得意な手芸を組み合わせて何か新しいものが作れないだろうかと考えあぐねた結果…そう、念願の「ドールカスタム」に行き着いたわけです。当初から妹の写真を使いファブリックボードを作成し、それにブローチを飾ったオブジェを制作していました。ですがそれだけでは表現に限界があると気づき悩んだ結果が「妹の写真を使ってお人形のお洋服を作ればいいんだ!」となったわけです。そうなったらやるしかありません。お洋服に合わせたメイク、ボディの付け替え、そして洋服作り…私の試練が始まりました。

 さて、こういった本は実はあまり図書館にはありません。むしろ図書館よりもインターネットを頼るほうが実用性が高いとも言えます。 そこでグーグル先生の出番です。 「ドール カスタム ブライス」「ドール アイ ギミック」「ブライス カスタム」などなど…思いつく限りのキーワードを使い、あらゆる角度から「失敗しない方法」を探り続けること数日。一部ではあまり信用性のないWikipediaから外部サイトを辿り、youtubeからカスタム手順の動画を漁り、InstagramやPinterestを使ってDIYを目的として掲載されている画像の数々を参考にドールの方向性を決めました。中でも参考になったのはPinterestかもしれません。こちらは画像がメインの情報共有サイトですが、外部サイトとリンクしているので、気になる画像からURLを辿って行けることが大変便利でした。このほかにもiemoや各まとめサイト、ブライスを所有する個人のブログなどを参考に情報をかき集め、着実に知識をつけた私はとうとうドールカスタムに着手したのです…!

 そして晴れて、2016年2月4日から幕別町図書館で開催した「ふたごの、展示会」で、カスタムブライスを飾ることができました。 オカメインコのようだったお顔も、塗装を剥がしてマット加工をしたので、とても自然です。 まばらだった睫毛もバッサバサの睫毛に付け替えました。 このときにアイギミックに手を加えたので、眠り目もできます。表情に幅がでました。 髪の毛もおしゃれ着洗いの洗剤で一度洗ったおかげでツヤが収まり、まとまりも良くなりました。そしていい匂い。 可動式のボディに入れ替えたので、女の子らしい座り姿になりました。 妹の写真に花が多いので、いかにも「人工物」というのは避けたかった部分があります。そこに合わせるためにも必要だったドールカスタム。 無事やり遂げました…!

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サブテーマに「チョコレート」と題してこちらを作成しました。次回の展示は2016年10月を予定しています。

しかしまだやり残していることはいっぱいです。 ブライス用コンタクトの作成や、メイクの手直し、新しい洋服にブライスサイズの雑貨など…思いつくだけでも同じだけの時間をかけなくてはできないことばかりです。 ではこれからの作業もインターネット頼りになるのか…というと実はそうでもないのです。

 ドールに合わせたサイズの「雑貨」…例えば「家具」や「食器」、「食べ物」を作るには一体何を使えば…? この疑問は図書館で解決です。図書館へ行って「ドールハウス」、「ミニチュアフード」といったキーワードで本を探すと見つかります。インターネットと違って一気にそのもののみの情報へ辿りつけますし、必要な道具も本1冊でわかります。買える場所まで参考にできます。インターネットだとそれぞれの情報を探さなくてはならない手間がありますが、本にはそれが一切ないのが良いところ。

 実はドールカスタムの他に、私のやりたいことの1つが「ドールハウスを作ること」なのです。 あの日見た、図書館の芸術の棚の片隅にあったドールハウスの本が、今の私を作っているのかもしれません。

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文/まぶさ(なかむら)

参考資料:

グーグル先生とはインターネットの検索サイトであるグーグルを先生にたとえているということ。自分の知らないことを教えてくれるサイトであるということから、このような呼ばれ方がされている。(Wikipediaより) google https://www.google.co.jp/?gws_rd=ssl

株式会社タカラトミー http://www.takaratomy.co.jp/ 
リカちゃん、ブライスなど オビツ製作所 http://www.obitsu.co.jp/index.html
オビツドールなど 株式会社ボークス http://www.volks.co.jp/ 
スーパードルフィーなど Wikipedia ブライス(人形) http://bit.ly/1UcaQih

youtube(参考動画) 【blythe doll♡ブライス人形】マット肌の作り方 ( こうじょうちょー )  http://bit.ly/25QVCI3 Custom Blythe #100 Estúdio Bianchini ( Gisele Bianchini ) http://bit.ly/1OiRNDL

Instagram … Instagramとは、iPhoneをはじめとするモバイル端末で撮影した画像を手軽に加工して共有できる、画像共有サービス、およびモバイルアプリの名称である。 Instagramでは、自分が撮影した画像を共有し、お気に入りのユーザーをフォローしたり、評価・コメントを付けたりすることができる。 インスタグラムとは - IT用語辞典 Weblio辞書より

Pinterest … 実はSNSではなかったPinterst(ピンタレスト)!インスタグラムとの違いやブックマークとしての使い方を徹底解剖。 ガイアックス ソーシャルメディア ラボ より http://bit.ly/1CcvHfY

iemo … 知恵とアイデアをシェアすれば、日本の、家も暮らしも、変わっていく。インテリア&リフォーム情報サイト https://iemo.jp/