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1955年の今日、アインシュタインが核兵器の危険性を訴える「ラッセル＝アインシュタイン宣言」に署名。「ラッセル＝アインシュタイン宣言」は、イギリスの哲学者・バートランド・ラッセル卿、アメリカの物理学者・アルベルト・アインシュタイン博士など、当時の第一級の科学者ら11人の連名による、米ソの水爆実験競争という世界情勢に対して提示された核兵器廃絶・科学技術の平和利用を訴えた宣言文をいいます。
アインシュタインに、子ども時代から数々の研究のことまでを質問し答えてもらう、インタビュー形式で展開されるユニークな本書。例えば、“もし原子爆弾がどのように使用されるかをあらかじめ知っていたとしても、やはりルーズベルト大統領にあの手紙を書きましたか？”というインタビュアーの問いには、“私にとってもっとも厳しい質問だ”と答えています。インタビュー自体はフィクションですが、確かな歴史的事実に基づき構成されているので、その答えの出典は何か、本当はどのように述べたのか、その奥を知りたくなります。 ＭＣＬ編集部（そ）
今日の一冊3030 (2021/04/11)
