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1953年の今日、映画『ひめゆりの塔』が封切りされました。映画は、日本の敗戦の色濃い1945年に沖縄戦で看護婦として前線に立った「ひめゆり学徒隊」の悲劇を描き、大きな反響を呼びました。
戦後70年以上が過ぎ、国民の8割が戦争を知らない世代と言われる今。テレビなどですっかりお馴染みの社会学者で、1985年生まれの著者が、沖縄をはじめ世界のあちらこちらに存在する戦争博物館と平和博物館をめぐり、若者と国家の、そして戦争の距離はどれだけ遠いのかを考えた一冊です。 MCL編集部(吾)
今日の一冊2207(2019/01/09)