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踊念仏の開祖とされる平安時代の僧・空也の忌日。956年の今日、空也が奥州への遊行に出発する際に「この日を命日とせよ」と言ったことから忌日としたそうです。
口から６体の阿弥陀仏の小像が出ている「空也上人立像」は、教科書などで誰もが一度は見たことがあるのではないでしょうか。空也上人像を造ったとされるのは、仏師・運慶の四男の康勝。その仏の姿は、天才仏師のＤＮＡを受け継いでいるように見受けられます。「運慶」と「霊験仏」をキーワードに、鎌倉周辺の仏像を案内するガイドブック。面白い切り口と薄いながら程よい濃い内容、さすが、コロナ・ブックスです。 MCL編集部（そ）
今日の一冊2150(2018/11/13)
