[BookShelf Image]:2374
2003年のこの日、人の全ての遺伝情報を解読する「ヒトゲノム計画」の完了が宣言されました。
遺伝に関わる様々な学者の発表やデータから、人の能力や長所、短所、性質は、ほとんど全て遺伝情報で決まり、教育や子育てによる成果は残念ながらないなど、遺伝の前では、どんな努力もあまり意味がないと主張しているセンセーショナルな本書。格差社会や教育などに関わる”誤った良識”にとらわれず、真実に目を向けた仕組みづくりをと著者は訴えます。よりよい人生をおくろうと、日々努力している方は、読む覚悟が必要な一冊です。 MCL編集部(吾)
今日の一冊1937(2018/04/14)