2018年(平成30年)
12月17日(月)
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午後 6:00まで

連綿と連なる本の縁

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= 福原さんの目に留まった一文 =

 “北の国に本箱を持ちませんか?”

 福原さんと北の本箱との関わりは、福原さんが全国紙に掲載されていた北の本箱の記事を見かけ、ご本人自らが幕別町図書館に問い合わせをしたことに始まる。「大勢の人に本を見ていただけるのはありがたい」と言う福原さんから送られた本は、現在5千冊。ご自身の著作を始め、経営、植物、日本文化、芸術、詩歌に加え、絵本など多岐にわたり、福原さんの本棚だけで、ありとあらゆる分野の本に触れることができる。

 

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北の本箱、福原さんの本棚。多種多様の本が並ぶ。

 

 

= 本に挟み込まれたメッセージ =

 「僕が送っている本は、自分で買ったものもあれば、いただいた本もある。その中には、興味がある本もあれば、興味の薄い本もあります。まさに多種多様ですが、買った本もいただいた本も、生きると思って送っています」と、送る本を選ぶ基準について説明する福原さんは、図書館とその先の利用する人へ視点を向けている。
 「書評を読んで自分で買った本は、誰が、どういうことを言ったか分かる方が良いかと思って、必ずその書評の切り抜きを本に挟んで送っているんですよ」。
 また、数多い美術館の展覧会図録については、「幕別の方が実際に東京に来ることは、遠くてなかなか難しいですよね。でも、カタログであれば、幕別にいながら世界の名作を見られる」という思いから選んでいるそうだ。
 段ボールに詰められた本には、そういった福原さんからの想いも込められていた。

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福原さんから送られた本と書評の切り抜き。新聞社と日付も書かれている。

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