書名 |
進化論の5つの謎 いかにして人間になるか ちくまプリマー新書 000000880 |
|
---|---|---|
著者 | 船木 亨∥著 | |
著者典拠 | ||
出版者 | 筑摩書房 | |
出版年 | 2008.7 | |
ページ数 | 191p | |
大きさ | 18cm | |
ISBN |
4480687874, 978-4-480-68787-6
|
|
分類記号 | 467.5 | |
内容紹介 |
「進化する」とは、いったいどういうことか? そもそも最初の細胞は、物質からどうやって発生したのか? 多細胞生物はどのように出現したのか? 意識とは? 理性とは-? 進化論を現代思想から捉え直した書。
|
|
目次 |
はじめに
序章 おとなになること、進化すること
ポケモンは進化する?/進化と変態/生命現象の底知れぬあやしさ/こどもが人間へと変態するとき/個体発生は系統発生をくり返す?/魔術的なもの/わたしは生きている/おとなになることの秘密/超人願望
第一章 進化論は科学ではない?
四〇億年の孤独/科学者からも宗教家からも批判される/進化のコペルニクス的転回/森羅万象の五つの歴史/博物誌と歴史学/分類の学としての生物学/体系と系統樹/生命原理は存在しないか?/精子のなかに胎児が見える?-前成説/進化論という発明-後成説/偶然の結果として説明する/弱肉強食のウソ/「自然の経済」ではない
第二章 進化論の五つの謎
完全性へ向かう事例-生気論/意欲がかかわる事例-用不用説/ステップをふむ事例-エラン・ヴィタル(生の飛躍)説
第一の謎 そもそも原始細胞はどうやって発生したのか
分裂する欲望-原始細胞の謎の答え
第二の謎 多細胞生物の出現
死はプログラムされているか?/老化もひとつの進化である
第三の謎 生物の大分類はどのようにして生じたのか
第四の謎 意識というものがなぜ出現したのか
第五の謎 理性は進化の結果であるといえるのか
進化論を思考する理性への進化
第三章 性と文化の深い関係
人為選択/人種とは何か/優生学的思考/性別役割と性的魅力/性淘汰/目的を知ることなく極端なものへと進む/無意識の選択が歴史を作った/大進化の謎の答え/人類の配偶者選択/選択の基準/性淘汰から人為選択へ/自然と文化を貫く「リゾーム的進化論」へ
第四章 人類はイヌとともに進化した
人類は進化の項点にあるか/系統樹を作った生物/分類すること/自然のなかの精神/人間はイヌ族/動物になること/群れのノモス/認識の暗闇-生きられた世界
第五章 物質から生命が発生する
本能ではない/「トムとジェリー」/身体と器官と細胞/バラバラの身体/多細胞生物と単細胞生物/行動の空間-濃度と速度/伝染する?/「われ眠るゆえに世界あり」/物質の深くて冥い闇/意識出現の謎への答え/理性の謎への答え
終章 生きるということ
全体論と要素主義/生きていること
あとがき
|
|
キーワード | 進化論 |
所蔵館 | 所蔵場所 | 請求記号 | 資料コード | 種別 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
札内分館 | はざま文庫 - はざま 1 | 467/フ/ | 103662169 | 児童図書 |
貸出できます
|